その他の電力会社も現在点検中の原発を夏までに運転再開させる予定でいたのが
地元自治体の了解が得られなければ運転再開が難しくなる。
そうなると全国的に夏の電力供給に余裕がなくなり、
日本全国 節電の夏 となる。
各企業、各家庭で節電協力しなければ
震災直後の関東のように計画停電を実施しなければなくなる。
自動車業界では各社で話し合って
曜日ごとに休業する会社を設定する輪番操業も考えているという。
生産能力が若干落ちるが、各社でマイナス分を分かち合おうとする良い策だと思う。
輪番操業は出来る業界と出来ない業界があるだろうから
出来る業界はトップ同士で話し合って実施してもらいたい。
私が輪番操業しても良いのではないかと思っているのが放送業界だ。
東京では地デジ放送をしている民放放送局が
エアコン使用による電力消費の高い昼間の時間帯3~4時間程度を
この5局が曜日ごとに放送休止にする輪番放送をしても良いのではないかと思う。
昼間の時間帯の視聴率はそれほど高くないし、
TV番組表を見てもワイドショーや再放送のドラマを放送している局がほとんど。
緊急放送を必要とすることがあってもNHKだけ放送していれば問題は無い。
放送局での消費電力がどの程度なのかは分からないが、かなり高いはず。
同局のBS放送も同時に放送休止にすれば節電効果はさらに高まる。
各局で既に節電対策を考え、実施しているとは思うが、
輪番放送も視野に入れてもらいたい。
政府は消費電力の高い大企業の節電目標を25%から15%に引き下げたが、
全国の放送各局が協力すれば停電のリスクはグンと下がる。
1週間で3~4時間の放送休止で済み、
視聴者にとってもNHKを除く5局のうちの1局だけ(関東地域の場合)が
昼間の3~4時間放送休止するだけだから問題は少ないはずだ。
2局同時休止でも良いくらいだと思うが。
『スポンサーのご協力により○○時から××時まで放送休止します』と案内を流し、
その時間帯のスポンサー名を出しておけば、
スポンサー収益のマイナスも少しはカバー出来る。
日本の夏、節電の夏 |