ぴ~まん’s ワールド

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ALWAYS 三丁目の夕日’64


昭和の東京を舞台にしたヒューマン・ドラマの第3弾。


昭和39年を時代背景にしているが、

この年は、東京オリンピックや新幹線開通に世の中は賑わっていた。

懐かしいもの満載なのがこの映画の良いところで

今回も「ひょっこりひょうたん島」や「イヤミのシェーッ!」

みゆき族」「アイビールック」「VAN」などが登場する。

三丁目の住民たちのドタバタ劇はシリーズを通して相変わらず。

そして人情味いっぱい。


3作目となって見飽きた感も無きにしも非ずだが、

昭和30年代の 「貧しいながらも人が元気に明るく暮らしていた時代」

を見るだけでもこの映画の価値はあると思う。

話の展開は丸見えだし、

話の中のエピソードは単発的でそれらをつなぎ合わせているだけなのだが、

この映画は全体の雰囲気を楽しめればそれで良いと思う。


「鈴木オート」の子供も、茶川龍之介の養子となった古行淳之介もすっかり成長し、

六ちゃんも結婚してしまったから、

これ以上続編は作らないほうが良いのではないかと思う反面、

もっと見たいと思う気持ちが複雑に入り組んでいる。

最新のVFXで再現された懐かしい風景は、高度なものになっているが、

第一作、第二作のほうが映像の感動は大きかった。


3D上映もしていて、東京タワーを上空から映す場面は見応えがありそうだけど、

この映画は2Dで充分でしょう。



☆5つです!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆