関東では、ここ数年売り出すようになった節分に食べると縁起が良いとされる恵方巻き。
初めて見たときは、ただの太巻き、何が縁起物なのかと思った。
関東では馴染みがないものだから今でもそう思っているし、
節分だからといって家で作ることも買ってくることもない。
その年の恵方に向かって無言で願い事を思い浮かべながら丸かじりするのが習わしと聞いている。
本当は夜に食べるらしいが、
昨日の朝、まぐろ三昧の20cmくらいの恵方巻きを買ってきてお昼に食べた。
今年は南南東の方角ということでそちらを向いて、誰とも喋らずに黙々と食べ始めたら
中断したうえに喋ってしまったから願い事が叶うことはないのだろうが、
元々、こういったことは信じない方だし、
節分に豆まきはしても恵方巻きを食べるという風習にも馴染みがないので、あまり気にしていない。
節分に限らず、全国各地でいろいろな風習があり、
日本は特定の宗教の信仰に偏っていないから、なんでも食いついてしまうところがある。
それを商売にして広めてしまう企業の戦略はすごい。
クリスマスのすぐ後に、お正月を祝い、節分があってバレンタインデー、ホワイトデー・・・・
次は何が出てくるのだろう?