台風26号から一週間。
店の中が浸水してから一週間ということだ。
外壁と土台の間に穴がいくつもあって、そこから浸水したようだ。
穴が何故できたのかは不明だが、穴を塞ぎ、外壁周りを防水したので
たぶん大丈夫だと思う。
次の台風27号が過ぎ去って浸水が無ければ、
内装工事に取り掛かることになっている。
台風が過ぎ去った来週の月曜日にならないと工事日程が組めず、
再開予定日はまだ未定のままだ。
おそらく今月いっぱい掛かってしまうだろう。
浸水後の室内はまるで風呂場状態で、湿度が90%から下がらなかったが、
水を含んだタイルカーペットをはがして、ようやく室内の湿度が下がった。
施術ベッドは湿気を含んでしまって使い物にならず、買い替えることになった。
その他の備品も修理して使えるものは使い、ダメなものは買い替えとなる。
備品で一番気に入っていて、お客様からの評判も良いソファが
なんとかそのまま使えそうなのは良かった。
大家である不動産屋は初めこちらの要望に対して渋っていたが、
不動産屋の会長が現場を見てから、
逆にいろいろ協力を惜しまない姿勢に変わってきた。
浸水後も毎日店に来て、不用品となった備品を処分したり、
大工と話をして、具体的な修繕方法を決めたりしている。
その間に電話をかけてきたお客様に事情を説明して謝罪し、
再開日が分かったらこちらから連絡しますとその都度話し、
不在時に掛かってきたお客様にも相手を確認してこちらから電話をかけ、
同様に話しをしている。
ただ休みだというだけで2週間も来られないとなると、
そのまま客離れに繋がってしまう恐れがあり、
しっかりフォローしておかなければならない。
休業中の売上補償と家賃についても話をしているが、
まだ休業日数が確定していないこともあって話は進んでいない。
店の再開目途が立たないと落ち着けない。