ぴ~まん’s ワールド

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映画 HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス

あんど慶周のコミックを基にした実写映画化の第2作。

色丞狂介(鈴木亮平)は、正義感溢れる青年である。

しかし彼には、とても人には言えないある秘密があった。

彼は頭にパンティを被ると、

殉職した刑事の父の正義の血と、SM嬢の母の変態の血が同時に発動し、

超人的パワーを持つ正義の味方【変態仮面】へと変身するのであった。

パンティーを被ることで超人的パワーを発揮する主人公が

新たな危機に挑むアクションコメディー。


前作で高校生だった色丞狂介は大学生になった。

変態仮面を倒したい執念に駆られている大金玉男(ムロツヨシ)は、

狂介を変態仮面に変身させないために、世界からパンティをなくそうとする。

それを打破するために狂介がストイックな変態になるという物語。


主人公の変態仮面を演じている鈴木亮平

ヒロインの姫野愛子を演じている清水富美加

NHK朝の連続ドラマに出演していた俳優さん。

そんな俳優さんたちが、バカバカしい漫画の世界丸出しの役を

クソ真面目に演じているから、また笑える。


上映直後から館内は笑いの渦。

今回は、スパイダーマンのパクリが多いですが、

そこから繰り広げられる爆笑シーンは必見物です。

前作で死んだと思われた大金玉男の登場シーンでは、思わず吹き出してしまった。



主人公は正義感に溢れているから変態という表現が正しいのかどうか?

真面目にバカをやっているから観ている者も楽しめる。

バカバカしいけど面白い。

タイトルから連想させる下品なところはあるけど、

いやらしさは感じさせません。

バカバカしさが更にパワーアップしていて前作よりもおもしろかった。


前作はお客様から「おもしろいよ!」と教えられて、DVDで観ました。

観た人は、二分化されると思います。

「バカバカしい!」と一蹴する人と

「バカバカしいけどおもしろい!」と嵌ってしまう人。

私は後者でした。

映画館で観るほどの映画では絶対にないけど、前作で嵌ってしまった人は

「早く観たい」と思って、早々に映画館に足を運ぶはずです。

たまにはこういう映画も良いですね。

疲れず、ただひたすら笑わせてくれ、ストレス発散にもってこいです。


初日の舞台挨拶で鈴木亮平

「HEROは『H』と『ERO』でできている。
 本物のヒーローを見たいなら、これを見ろ!」

と言ったらしいですが、

英語に長けている鈴木亮平ならではで、上手いこと言うものです。

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☆5つです!
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