現行制度には、天皇の退位に関する規定がないため、
皇室典範改正には慎重論も多いという。
皇室典範を改正する場合は、通常の法改正と同様に、
政府が改正案を作成し、国会で審議することになり、
制度改正をめぐっては、他にも検討すべき課題が多い。
退位後の役割や尊称、時期などを議論する必要があり、元号も変わる。
政府は、国民的な議論の高まりなどを見極めつつ、丁寧に対応する考えだ。
一般庶民の我々には分からない皇族に関する手続きが必要なのだろうが、
天皇陛下も高齢になり、公務を遂行するのも大変。
現時点でも部分的に皇太子が代行していることがある。
天皇陛下の健康状態、体力を鑑みれば
「一日も早く皇太子に皇位継承した方が良い」
と思うのは私だけではないはず。
今後、法律改正を含めた議論が必要となり、数年を要すると見られているが、
現行制度に天皇の退位に関する規定がないのなら
できるだけ早く生前退位できるようにしてもらいたい。
政府による制度改正が必要ならば、即刻改正案を作成してほしいものです。