ぴ~まん’s ワールド

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昭和の花散る ザ・ピーナッツ

双子デュオ「ザ・ピーナッツ」の伊藤ユミさんが

2016年5月18日に亡くなっていたことが分かった。75歳だった。

2012年6月15日に71歳で亡くなっている姉・伊藤エミさんとともに

「可愛い花」で1959年にデビュー。

姉妹による美しいハーモニーでヒット曲を連発し、

昭和歌謡史に大きな足跡を残して1975年に引退した。


恋のバカンス」「恋のフーガ」「ふりむかないで」など数々のヒット曲をもつほか、

映画「モスラ」(1961年公開)では

挿入歌を歌うとともに妖精役として出演も果たしていた。



乙女の初々しく繊細な感情を歌い上げたかと思えば、

アメリカン・ポップスのエッセンスを取り込み、

アップテンポな曲をリズミカルに歌った。

幅広いジャンルの曲を一卵性双生児ならではの美しいハーモニーで奏で上げ、

聞くものを魅了した当時の歌手としては稀な存在であった。

数々のヒット曲を生み出し、歌手として一流であったにもかかわらず、

シャボン玉ホリデー」にレギュラー出演して、

ハナ肇クレイジーキャッツ相手にコメディにも挑戦していた。


昭和の花が散ってしまった

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