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全額税金負担の国葬?

参院選の遊説中に銃で撃たれ死亡した安倍晋三元首相の「国葬」が秋に営まれる予定だ

長期に渡る政権の中で首相を務めた安倍氏の冥福を祈りたいという気持ちは私にもある

しかし費用全額を税金で賄う国葬というのはいかがなものか?

戦後、首相経験者の国葬吉田茂氏の1例のみ

国民葬」も佐藤栄作氏だけで1980年死去の大平正芳氏以降は「内閣・自民党合同葬」がほぼ定着していた

中曽根氏の合同葬に約9600万円が税金で費やされた際も、税金の使途として正しいのかについて賛否が巻き起こった

国葬となれば国を挙げての全面的な支持を内外に表明するということになり、国内外から多くの参列者が見込まれる

さらに今行われるとなれば新型コロナウイルス感染対策費用も必要となり、費用は二億円を超えてしまうのは間違いない

食糧やエネルギーの不足ばかりが原因ではないが物価はこの先まだ上がる

新型コロナウイルスもまだ終息の目処が立っていない

国民の生活と安全を守るのが一番の国政

国葬に二億円からの大金を使うのならこれらの対策費に半分でも回す考えはないのだろうか

半分でも参列者や有志から集めて執り行う国民葬でも国民は納得するのではないか

コロナ対策で多額の税金を投入しただけでなく国葬に関わる費用全額も国債発行で賄うとなれば将来を担う若者たちに負担を強いることになる


また国葬とするに当たりどんな功績や基準で判断されたのか、安倍政治の功罪はしっかり検証されるべきである

森友学園桜を見る会など安倍元首相が絡んでいる問題等を封印して国葬に踏み切ることは国民の国政に対する信頼度はマイナスに振れる


コロナ対策、物価高、自然災害続き等々このような非常時(?)に議員歳費を半分返上すると声をあげる国会議員、地方議員は出てこないのだろうか

それだけでも10億、20億といった単位になると思うのだが