「一富士、二鷹、三茄子」という初夢に関することわざがありますが、
これには「四扇、五煙草、六座頭」という続きがあって、
富士と扇は、末広がりで子孫や商売の繁栄、
鷹と煙草は、高く舞い上がるので運気上昇、
茄子と座頭は毛が無いので「怪我ない」と洒落て家内安全を願う
ということのようです。
今年、初夢は見たのですが、目が覚めたら忘れてしまいました。
友人たちと何か喋っていたのは覚えているのですが、
何を喋っていたのか、どんな状況だったのか、まったく覚えていません。
「一富士、二鷹・・・・」ではなかったのは間違いないです。
「一年の計は元旦にあり」というお正月にまつわることわざもあります。
何事も最初に計画や準備をすることが大切という教えですが、
実はこれにも前後の句があって、
一日の計は朝にあり
一年の計は元旦にあり
一生の計は勤にあり
一家の計は身にあり
というもので、中国の書物『月令広義』にある「四計」の一説が由来だそうです。
毎朝、その日にすることの準備を万全にし、
元旦には、一年の計画を立てる。
働けるうちは一生働きなさい。
家のことは、すべて自分が責任を持って!
ということでしょうか?
毎年、元日は家でゴロゴロしているだけの私に良いことは起こりそうもありません。