前立腺の生検のために一泊二日で入院してきました。
初体験です!
たった一泊だから入院すること自体はまったく気にならなかったけど、
膀胱から尿を流しだすようにするというのを事前に聞いていて、
それが気になって仕方がなかった。
想像しただけで痛くなってしまいそうだ。
しかし下半身に麻酔をしたので実際は何をされているのかまったく分からなかった。
会陰部から針を刺し、前立腺の組織を切り取った。
しかも14箇所も針を刺した。
麻酔が切れたら痛いんじゃないかと思ったけど、まったく痛くならなかった。
初めのうちは下腹部になにか入っている感じだったのだが、
時間の経過と共に、その刺激によって排尿したい感覚に襲われる。
尿はカテーテルを通して排泄されているから、尿意はあっても実際には出ない。
しかし尿意はどんどん強くなる。
尿意を我慢するのはつらい!
寝るどころではない!
結局、夜中にカテーテルを外してもらったが、案の定トイレに行っても尿は出ない。
でもカテーテルを抜いたことで少しずつ排尿したい感覚は薄れていく。
やっと3時間くらい寝られた。
朝6時にガーゼなどをすべて外し、尿の色を確認して終了。
尿は初めトマトジュースみたいな色だったが、少しずつ薄れていった。
それでも排尿し始めは、まだかなり濃い血の色が出る。
検査入院といっても麻酔をされ、カテーテルを差し込まれ、針で何箇所も刺され、
メスを使わなかっただけで手術したのとそれほどかわりないのではないかと思った。
一泊だったから病院のベッドで寝るのも気にならなかったが、
これが一週間以上も続くのはつらい。
やはり健康が一番だと改めて痛感させられた。
入院当初から退院するまでメンバーは何人か入れ替わったが、看護士さんに感謝です。
夜中でもナースコールをすればすぐに来て対応してくれるし、大変な仕事です。