ぴ~まん’s ワールド

仕事も遊びも楽しくやろう 楽しくなければ人生じゃない

被災の追い討ち

日が経つにつれ北海道胆振地震での被害状況が明らかになってきている

とくに

厚真町の崖崩れ

清田区液状化

は目を覆いたくなる惨状だ


厚真町の崖崩れは広範囲であちらこちらで山肌が露出している

こんな山の状態は見たことがない

その山裾にあった集落は崩れた山の土砂で埋めつくされ、家屋は見るも無惨に破壊されてしまった

集落を元通りにするのは不可能ではないか!?


清田区液状化も悲惨な状況

限られた範囲だが、道路が波打ち、真っ直ぐだった道が左右にずれてしまっている

液状化の一番酷かった所は大きく陥没し、そこの土砂が低地に流れた


大きく傾き土台がむき出しになった家

隣の家に寄りかかりそうになるくらい傾いてしまった家

リフォームが済んだばかりの家

まだローンが大きく残っている家

住み慣れた家が傾いてしまい、このままでは住めない家

道も家も元通りにできるのだろうか?


厚真町で住んでいた家も清田区で住んでいた家も売るに売れないだろう

他の土地へ移住するにしても賃貸料か新たなローンが発生する

土地の修復が済んで家を建て直そうとしても新たなローンができてしまう

今後の人生が家のローン返済のために働くだけのものになってしまう

保険や補助があっても大きな出費は免れない

二重の被災を受けるようなものだ

衣食住の住が落ち着いたもので初めて人らしい生活は成り立つ

その住がこんなことになっては人の尊厳を維持するのは難しい


宅地造成を許可した国、北海道と地盤確認が甘かった販売会社にも責任があるのでは?


自然災害の規模が大きくなっている今、被災した人たち救済のための予算は組めないのだろうか?

(読めない数字で莫大な金額になるだろうから難しいだろう)

無利子でお金を借りられたとしても借りた分は返さなければならない

被災した人たちにさらに追い討ちをかけることになる

どうにかならないものだろうか!?


家族や友人を亡くした人、家を失した人の心の傷に加え金銭的な負担は想像を絶する

全国から集まるであろう寄付金が確実に被災者の手に渡ることを期待するしかない