ぴ~まん’s ワールド

仕事も遊びも楽しくやろう 楽しくなければ人生じゃない

親父の小言

  親父の小言

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火は粗末にするな

朝きげんをよくしろ

神仏をよく拝ませ

不浄を見るな

人には腹を立てるな

身の出世を願え

人に馬鹿にされていよ

年寄りをいたわれ

恩は遠くからかくせ

万事油断するな

女房のいうこと半分

子のいうこと八九はきくな

家業は精を出せ

何事もかまわずしろ

たんと儲けてつかえ

借りては使うな

人には貸してやれ

女郎を買うな

女房は早く持て

難渋な人にほどこせ

生物を殺すな

年忌法事をしろ

義理は必ず欠くな

ばくちは決して打つな

大酒は呑むな

大めしを喰うな

判事はきつく断れ

世話焼になるな

貧乏を苦にするな

火事の覚悟をしておけ

風吹きに遠出するな

水はたやさぬようにしろ

塩もたやすな

戸締まりに気をつけろ

怪我と災は恥と思え

物を拾わば身につけるな

小商ものを値切るな

何事も身分相応にしろ

産前産後を大切に

小便は小便所へしろ

泣きごとは必ず云うな

病気は仰山にしろ

人の苦労を助けてやれ

不吉は云うべからず

家内は笑ふて暮らせ



昔の人は良い事言うなあ

みんな当たり前のことだけど、言われてみると改めて「なるほど、納得!」

武士道精神 ではないけど、こういうことって今の日本に必要なのかもしれない

強い父親像が薄れてしまった現代だからこそ 威厳のある頑固おやじ が必要なのだ
がんばれ、親父!
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* 「親父の小言」 は、みなきちさんに教えていただきました

「親父の小言」は、この本の著者・青田暁知氏の父で福島県大聖寺の「暁仙和尚」によって書かれたもの。

 昭和3年、和尚が33歳の時に和尚の父を思い浮かべながら書いたものといわれています。