MAMMA・MIA |
マンマ・ミーア
全世界170都市以上で上演され、空前の大ヒットを記録した同名ミュージカルの映画化。
ギリシャの小島を舞台に、20歳の花嫁ソフィの結婚式前日から当日までの物語が、
伝説のポップグループABBAの大ヒットナンバーに乗せてつづられる。
自由奔放に若き日を過ごしたシングルマザーの母ドナ(メリル・ストリープ)に
育てられたソフィ(アマンダ・セイフライド)。
彼女のひそかな願いは、まだ見ぬ父親とバージンロードを歩くこと。
結婚式を控え、父親探しをすることに決めたソフィは内緒でドナの日記を読み、
父親の可能性のある昔の恋人3人に招待状を出し、
結婚式直前までドタバタする。
物語そのものはドタバタ喜劇といっても良いかもしれず、
見方によっては馬鹿馬鹿しく思える。(私はそう感じた)
ドタバタしながらもハッピーエンドが待っているのは
始まってすぐに予測できるし、
笑いや涙を誘おうとしているのもミエミエ。
見所が無い!
アバの音楽だけが胸に突き刺さってくる。
オープニングでアバの曲のイントロが流れただけでゾクゾクしてきた。
ミュージカルだから音楽主体になるのは当然だが、
映画化したのだから舞台では表現しにくいところを
もっと映画らしく、映画ならではと思わせるように作ってもらいたかった。
透き通るような海や、どこまでも青い空をあまり見せていなかったのも残念。
母親役のメリル・ストリープもちょっと違うのでは?
何か役にはまっていないというか、
少し浮いてしまっていたように感じた。
アバの曲が好きな女性には、
楽しく、美しい、ゴキゲンな映画と映るかもしれない。
アバの曲はやっぱりアバが歌っている方が良い!
☆3つです!
☆ ☆ ☆ ★ ★ |