昨日は幼稚園からの付き合いのKと中学からの付き合いのSに
3年ぶりに会ってきた。
Kの奥さんは小中学時代の一年後輩で
Kのお袋さんは私の母と古い付き合いなのでよく知っている。
私の所から1時間ちょっとのKの最寄り駅で拾ってもらい
まずはKのお袋さんの所へ。
「こんにちは~~っ! ご無沙汰してましたあ!」
と玄関に入ると
「あらあ、ホントに久しぶりねえ」
とにこやかに歓迎してくれた。
お袋さんと会うのは35年ぶりくらい。
さすがに頭は真っ白になっていたが、私の母とは違って元気ハツラツ。
親父さんは2年前に他界している。
親父さんにお線香をあげ、お互いの近況報告などをして30分ほどで出発。
Sの所までは高速で1時間ほど。
Sの家に着き、Sの近況を聞くと
お袋さんは認知症が進んでしまい、親父さんが参ってしまって
3月に施設に入れたという。
親父さんは腸に良性ということだがポリープが見つかり、一昨日から入院している。
親の問題を抱えている年代だ。
昼時になったので車で20分くらいで行けるからと
水沢うどんを食べに行くことにした。
美味しいうどんを食べ終わるとSが
「近くに住んでいるのに一度も上ったことがないから伊香保温泉の階段を上りたい。」
と言い出した。
Kは即答で
「行こう、行こう!」
と言ったが私は
「あんなとこ上りたくない」
結局二人に押し切られ階段を上ることになってしまった。
水沢観音から車で10分ほどで伊香保温泉に行ける。
階段は全部で365段。
言い出しっぺのSがまだ80段くらいしか上っていないところで
「きつい!休ませてくれ!」
と息を切らしていた。
私とKは
「お前が言い出しっぺなんだから、休憩はせめて半分上ってからにしよう」
とSの尻を叩いて上り続けた。
途中で休み休み、バカっ話をしながらなんとか一番上まで上りきるとSは
「ハーッ、ハーッ」
と荒い息で汗びっしょり。なかなか息が整わない。
「こんなに体力が落ちているとは思わなかった。情けない。」
私が
「だから俺が嫌だって言ったのを素直に聞いてりゃ良かったんだ。」
というと
「ホントにそうだったな。でも一度来てみたかったんだ。」
私の都合で温泉に入る時間はなかったが、子供の頃からの友達とのひと時は楽しい。
「一年に一回くらいは遊びに来てやるから」
と再会を約束して別れた。
楽しく、有意義な一日でした。