私は20代半ばくらいまで(7~8年前の話・・・スミマセン嘘です)
八方美人 であった。
あらゆることに対して穏便に済ませよう、丸く収めよう、
みんなと上手くやっていこうとしていた。
少々嫌なことがあっても、
自分が下がって事が穏便に済むなら自分を抑えようと考えていた。
それが人と接する上で重要かつ正しいことだと思っていた。
しかし、仕事上で部下を持つようになって考え方が変わった。
部下達の話もよく聞いていたし、良いと思う意見は取り入れるようにしていたが、
時には無条件に「やれっ!」
有無を言わせず「やれっ!」
ということもするようになった。
仕事をスムーズに進めるためには、方針を一本化しておかなければならないし、
何よりスピードと結果を要求されるからだ。
一段落したところで、何故こうしたのかを部下に説明すると、
みんな納得した上に、その後レベルアップしてくれた。
このころから八方美人は止め
ポリシーを持って自分の意見をはっきり言う
納得いくまでとことん話し合う
という考え方になった。
そのせいで人と意見の食い違いからぶつかることが増えた。
(一方的に喧嘩を売っていたわけではないですよ)
相手が得意先の人であろうと上司であろうと関係なく、
自分の意見をハッキリ言うようになった。
その時には相手やその周りにいる人達の気分を悪くさせてしまったことだろう。
しかし、ぶつかった後の親密感、信頼感は
それまでのものとは比べようのないものになった。
人に迷惑を掛けない=正解 とは限らない
人に迷惑を掛けないことは正しいこと、しかし正しいことが常に正解とは限らない。
程度問題はあるが、一時的に迷惑を掛けたとしても、
その後が以前より良いものになれば、それは正解だと思う。
人に迷惑を掛けずに、より良いものを築けるのが一番 なのは言うまでもない。
相手のことは本当のところ理解しきれない
だからお互いの意見を出し合って、お互いに理解を深め、
信頼関係を得られるようにしたい。
と、自分自身を振り返り、反省する意味も含めて書き出してみた。
当たり前のことばかりだ!
反論されるところもあるかもしれないが。
もっともらしいことを言っているが、人には感情があり、
なかなか思惑通りにはならない。
私にも当然感情があるから相手も苦労するでしょう・・・
そこはお互い様ということで(~~)
ケースバイケース、臨機応変に対応する柔軟性を持つこと
が、理想的なのだが、
頭で解っていても人間が出来ていないものだから簡単そうで難しい!
計算通りに行かないのが人生だ!
だから面白いし、楽しい!
もっと、もっと人生を楽しみながら生きていきたい!