ぴ~まん’s ワールド

仕事も遊びも楽しくやろう 楽しくなければ人生じゃない

母の検査

昨日、母を連れて神経内科の先生に診てもらってきました。

母は
 アルツハイマー
でしょうという診断でした。

とても親切で丁寧な先生で、問診をしながら簡単なテストをし、

医「今日は何年何月何日ですか?」

母「平成19年・・・・1月・・・・20日?」

医「何曜日ですか?」

母「・・・・わからない」

ボールペン、腕時計、ものさし、爪切り、ハンカチを見せ、一つずつ

医「これは何ですか?」と聞き、

母「ボールペン、腕時計、ものさし、爪切り、ハンカチ」と答える。

医「ではこの5つの物を隠しますから何があったか思い出してください」

母「ボールペン、ハンカチ・・・時計・・・・わからない」

医「次に3つの数字を言ますからそれを覚えて言った順序と逆に言ってください。3,9,5」

母「5・・・9・・・7?」

医「もう一度ね、4,2,7」

母「7,2・・・4」

医「そうです!では今度は数字を4つにしますよ。8、4、1、9」

母「9,1・・・わからない」

医「今度は引き算をします。100から7を引くといくつになりますか?」

母「93」

医「では93から7を引いたら?」

母「・・・・わかりません」

テストの結果は30点満点中14点。

問診と併せて

認知症の症状の物忘れが明らかに見られますが、もう少し調べた方が良いでしょう。
 今日はとりあえずCTを撮って脳の萎縮が見られるかどうか診てみましょう。」

血液採取し、CTを撮り、結果を聞くと

「血液は問題ないですね。
 脳の海馬に萎縮が見られます。問診、テストと総合するとおそらく アルツハイマー でしょう。
 今は薬で進行を抑えることが出来ますからそれほど深刻にならなくても大丈夫だと思います。
 改めて脳波検査、MRIを撮って確認してから薬を決めましょう。」

ということで2週間後に脳波検査、その2週間後に検査結果を聞き、そのまた2週間後にMRIとなった。


この日も私が10時半に迎えに行くと言ってあったのに、

叔母に10時に病院へ行かなくてはならないと電話し、叔父と叔母を奔走させた。

行方不明事件後は落ち着いていて、誰かがそばにいると安定するようだが、予断は許さない。

安心は出来ないが、アルツハイマーと判り、私の気持ちが少し落ち着いた。
          http://www.geocities.jp/dongwu60/BQ222.gif