昨夜、福田首相が辞任表明したが、驚いたと同時に その無責任さに呆れた。
福田首相は、このままでは総選挙となった場合、勝てる見込みが薄いと判断し、
その時の責任を逃れたかったのではないか!?
他にも問題山積、簡単には解決しそうにない。
一国の首相たる者が任期を満了せずに、途中でギブアップすることが恥かしくないのだろうか?
それも安倍元首相に続き二人連続、日本の恥だ。
国民のため、日本のためのビジョンを掲げ、
与党内をまとめ、野党を説得し、実行していくのが首相の務めではないか!
明確なビジョンも見せず、野党に反対されるばかりで一向に問題解決しない。
政治家としてのキャリアを積み、与党内からの支持を受けて首相になったはずなのに
これでは首相とは名ばかりで、誰がやっても同じなのではないか!?
今回の福田首相辞任は最低だ!
安倍元首相の後を引き継ぎ、まもなく一年となる先月に内閣改造をしたばかりだ。
あの内閣改造はなんだったのか!?
こんなことをしていては世界から 「日本の政治は信用ならん」 と見下されてしまう。
さらに首相を辞めても議員として残れるから安易に 「辞~めた」となってしまうのではないか。
首相となるには、それ相応の覚悟を持ってもらわなければならないのだから
首相を途中辞任した場合は議員も辞職し、向こう10年は立候補出来ないくらいの決め事があって欲しい。
そのくらいの気概を持って、日本のリーダーとして引っ張ってもらいたい。
ただ、日本の首相も可哀相なところはある。
大した権限も無く、野党から突き上げられれば矢面に立たされ、責任を追及される。
安倍元首相の時もそうだったが、自民党は自分達で首相を選んだのに何故首相をフォローしないのか?
民主党も 「駄目だ!駄目だ!」 「反対!反対!」 と言うばかりで問題解決のためのテーブルに着かない。
与党案に反対するのなら、きちんと議論を交わし、より良い結論を何故導き出そうとしないのか?
何かと言えば、すぐに「総選挙!」
選挙もただで出来るわけではない、税金が使われるのだ。
これでは与党も野党も 日本の為の、国民の為の政治 を行なおうとしていないと思われても致し方ない。
彼らは 政治屋 であって 政治家 ではない。
自分達のテリトリーの拡大、派閥の維持・拡大、報酬と名誉を求めるだけで
全国民の投票を得て大統領となり、権限も大きく与える反面、
国民からの不信任が多くなれば強制退任させられる。
首相のように衆議院第一党の内輪で決められるようなことは無く、
国民自らが選ぶとなれば政治に対する関心も高まる。
いずれにせよ、首相に限らず議員、閣僚、官僚は襟を正し、本来の職務を全うしてもらいたい。
国民の税金をこれ以上無駄に使うな! |