経済効果の薄い、生活支援には程遠い 定額給付金
3月末までの給付も難しくなり、「スピードが大事」 と言っていた麻生首相のトーンも下がり気味。
この際、「ごめんなさい」 と頭を下げ、定額給付金を白紙に戻してはどうなのか?
そして改めて 【経済対策】 なのか【生活支援】 なのか、
またはそれ以外の目的対策金とするのかを検討して
2兆円の有効活用を考えてみてはどうだろうか。
この2兆円は本来国の借金返済に充てるはずだったお金。
2兆円を無駄に使えば、将来を担う子供達にそのツケが行くだけとなってしまう。
国民が捻出した貴重な税金なのだから
今、国民が困っていて救済を願っていることは、
など多くあるのだから2兆円を有効に使って、
これらの問題のひとつでも解決、もしくは幅広く改善して欲しい。
私が思いつくのは、所得税減税といった類似対策以外に
などだが、校舎の耐震不足で未だに補強されていない校舎が4万棟あるという。
2兆円全額をこれに当てはめるのは問題になるだろうが、
工事が進む = 雇用促進 ⇒ 所得増 ⇒ 市町村の活性化 ⇒ 景気回復 ⇒ 税収増
の図式が完璧ではなくとも近づけることが出来る。
子供達が安心して勉強できる環境作りを進めれば、
教育問題、少子化対策にも若干の好影響を与えるかもしれない。
出産、救急を始めとする病院関係への対策も急務だ。
また高齢者の介護・医療にもまだまだ補助は必要。
高齢化はこれからまだ進むのだ。
他にもいろいろあるだろうが、景気対策、生活支援も併せて
政治家が音頭を取らなくてはならない問題・課題は山積みだ。