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自民党ボロ負け

昨日投票、開票された東京都議選は、

民主党自民党を逆転し、予想以上の大差が付いたと感じた。

今回の都議選には国政の影響が大きいと見られているが、

新銀行東京への400億円の追加融資、築地市場移転問題などに懸念を持つ

都民の意思の表れの方が大きかったのではないだろうか。

いずれにしても都政第一党となった民主党

石原都知事の都政運営の間で波乱がありそうだ。

政策の方向性には大きなズレがある。

民主党は病気や怪我の際の救急搬送時間の短縮や出産育児一時金の拡充など、

暮らしや福祉分野中心の政策を推し進めようとしている。

一方の石原都知事は、どちらかといえば都市整備に力点を置いている。


そしてこの都議会議員選挙の結果が国政選挙にどう影響するのか?

民主党衆議院選挙で第一党となったら4年間消費税は据え置くと言う。

無駄の排除でカバーできると言うが裏付けが乏しい。

独立行政法人などの見直しに伴う補助金削減、

衆参両院の議員定数削減、

公務員総人件費2割削減、

などを打ち出し、無駄使い削減で9兆1千億円を捻出するとしているが

頑固でわがままな官僚を押さえ込むことが出来るのだろうか?


さらに民主党は、

子供手当ての支給、

高速道路の一部無料化、


など国民が喜びそうなことを挙げているが

果たして借金だらけ、不景気真っ只中の今の日本で

消費税アップ抜きで16兆8千億円もの巨額の財源は捻出出来るのか?


対する自民党は麻生総理進退問題でスッタモンダしており、

どちらも安心して任せられるという訳にはいかない。

現実的な増税を踏まえた政策を打ち出す自民党

夢物語に近いものを訴える民主党


日本をボロボロにしてしまい、保身に走っているとしか見えない自民党に代わって

夢物語で終わってしまうかもしれないが、

民主党に政権を取らせてみるのも良いかもしれない。

ただその際には党首、首相は鳩山さん、小沢さんではなく

岡田さんにやってもらいたいというのが私の個人的な考えだ。


これからの2~3ヶ月で政局は大きく変わるだろうから注目していきたい。

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