3月の大震災の後、店の売上が激減してしまった。
3~6月はボロボロ、7月、8月に少し戻ってきたが、それでもマイナス。
9月以降、ようやくプラスに転じてきたが、まだ「ヨッシャー」とは言い難い。
お陰で賃貸更新料、定期代などのために積み立てて蓄えていたお金をすっかり使いこんでしまった。
定期代は1月、更新料は2月に必要になるので、それまでに積み立てを戻しておかなければならない。
先月末の段階でやっとあと7万までになり、今月と来月でなんとか0になりそうなところまできた。
(予想の最低限の売上が出来ればの話だが)
そんな折、不動産会社から手紙が届いた。
更新時期が近づいたので更新手続きの契約日を事前に連絡して欲しいというものだった。
更新は3年ごとで家賃の一ヶ月分だ。
そして契約明細を見ると
なんと!更新料を半額にすると書かれているじゃないか!
ラッキー! |
家賃を下げてもらえるとありがたいので
更新前に駄目元で家賃交渉してみようと思っていたところだった。
しかしよく見ると、その下に火災保険料3年分3万円とある。
アチャ~~~ッ、忘れてた!
契約時に火災保険料を払ったことをすっかり忘れていた。
更新料が半額になったことで火災保険料は払えるが、
最近、テナント物件の空きが目に付く。
テナントが一旦出て行ってしまうと、不景気なものだからその後のテナントがなかなか入らないのだ。
不動産会社としては私に継続的に入っていて欲しいから更新料を下げてきたのではないか?
私の店が入っている物件は、決してテナントとして条件が良いとは言えない所。
私は前にやっていた所で付いていたお客様の一部は移転しても残ると確信していたから
少々条件が悪い今の場所でも良いと思って契約した。
そんな場所だから、おそらく私が出て行ったら当分新たなテナントは入らないだろう。
不動産会社が物件のオーナーでもあり、
家賃は安いし、契約時からあれこれ気を使ってくれる会社でありがたい。