野球のWBC(ワールドベースボールクラシック)
Aグループ1次ラウンドを2位通過した日本は、昨日Bグループ1位の台湾と対戦。
試合の主導権を台湾に握られ、7回を終わって0-2で負けていたが、
8回表に同点に追いついた。
が、すぐさまその裏に追加点を入れられ、試合は最終回2アウト。
日本の粘りもここまでかと思われたが、井端のヒットでしぶとく同点。
9回裏サヨナラのピンチを凌いで延長戦へ突入。
10回表に1点をもぎ取り、この試合初めてリードした。
10回裏の台湾の攻撃でランナーを許したもののショートゴロダブルプレーで試合終了。
両チームの「なんとしても勝ちたい」という気迫がぶつかり合った好ゲーム。
終始リードされながら再三のピンチを凌ぎ、最後にやっと勝ち越した侍ジャパンはすごかったが、
台湾チームの勝ちに行く執念もすごかった。
とくに試合終盤の8回~10回の攻防はシビレっ放し。
スポーツではよく「諦めないことが大事」というが、
まさにこの日の両チームは最後の最後まで諦めずに戦った。
野球の試合は何百試合と見てきたが、こんなにすごい、感動的な試合は初めて見た。
これぞ野球の醍醐味というのを堪能させてもらった。
試合開始から試合終了までずっと目が離せなかった。
試合が終わったのは午後11時45分。
それにも関わらず、東京ドームの観客もまったく帰らずに最後まで応援していた。
仮に日本が負けたとしても「ナイスゲーム!」と拍手を送れる素晴らしい試合だった。
最後まで諦めず、日本を苦しめた台湾チームにも拍手を送りたい。
9回同点打の井端、9回サヨナラのピンチを救った坂本、10回決勝犠飛の中田・・・・・
どの選手もみんな凄かった!
みんな素晴らしかった!
ナイスゲーム! |
10日は、準決勝進出を賭けたオランダ戦。
台湾戦でチームがまとまってきた侍ジャパンに勝機は充分にある。
がんばれぇ~~~~~