ぴ~まん’s ワールド

仕事も遊びも楽しくやろう 楽しくなければ人生じゃない

人災だろう!~②

パロマガス給湯器事件
何年も前から社内で把握していた事故を隠し、儲けるためには黙っていた方が良い、なんとかなるといった企業としての甘い考え、姿勢が犠牲者を増やす結果となってしまった。

事件発覚後の対応にも問題がある。
事故を起こす可能性のある機種の回収を進めれば会社の利益を圧迫する。おそらくこれが優先してしまったのだろう。
情けない!
企業としての存在価値がない!
ほぼ独占的にシェアを占め、あぐらをかいていたために、本来あるべき企業の姿を見失っている。

対照的だったのが松下電器
欠陥ファンヒーターの回収にすべての新聞に回収協力の案内を掲載し、テレビコマーシャルを打ち切り、テレビでも回収のお願いを流していた。迅速な対応だった。
これにかかった経費は莫大であっただろう。しかし、企業としての責任、会社存続のために行った素早く、適切な対応だったと思う。
パロマと同じようにモタモタしていたら会社は信用を失い、潰れてしまうかもしれない。そうなれば大勢の従業員、その家族にまで影響してしまう。松下クラスの会社が倒産したら日本の景気にまで影響を及ぼしたかもしれない。

パロマも一から企業とはどうあるべきなのか考えてもらいたい。