ハリケーン サンディ

アメリカ東部を襲ったハリケーン「サンディ」は、

２９日午後（日本時間３０日午前）温帯低気圧となり、ニュージャージー州南部付近に上陸した。

超大型のハリケーンで、その大きさは日本列島をすっぽりと覆ってしまうほどだ。

ハリケーンが変化した温帯低気圧による米国、カナダでの死者は３０日夕現在、４３人に達した。

８００万世帯以上で停電となったほか、広い地域で冠水などの被害が出ている。

ニュージャージー州内の原子力発電所では、

冷却水循環ポンプに異常が起きたため、手動で稼働を停止し、

ニューヨーク州内の原発２カ所も、送電関連の異常で自動停止した。

運行停止が続いていたニューヨーク市の地下鉄には沿岸部の塩水が入り込み、

駅構内には壊れたコンクリート片が散乱し、ホームは水没している。

完全復旧には４、５日かかるというが、映像を見るともっとかかるのではないかと思うほどだ。

私の友人がニュージャージーに住んでいて、心配なので昨日メールを送ったが、まだ返事は無い。

街全体が川のようになってしまい、多くの世帯で停電しているというから

おそらくＰＣも使えず、携帯も電池切れになっているのではないだろうか。

食事や水を確保できていれば良いのだが、寒い地域なので夜の冷え込みも心配だ。