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学校給食費未納問題

高級外車を乗り回し、携帯電話に何万円も払っているのに
学校給食費 を払わない保護者がいる

文部科学省にはこんな報告が相次いで寄せられている。

宇都宮市では、702人分の給食費が3ヶ月以上未納で、滞納総額は3290万円に上る。
中学校で21校中20校、小学校では59校中40校で未納者がいた。

このような事例は全国で発生している。

未納に際して学校側は再三説得しているが応じず、未納分は教師や校長、PTAの役員が立て替えているが、
子供たちが卒業した後に踏み倒されてしまった例が絶えない。

未納している保護者は何を考えているのか?


未納保護者の中には
義務教育なのだから払う必要はない
給食を食べさせろと頼んだ覚えはない
給食を止められるものなら止めてみろ
などと、ほざく者もいるという。

開いた口がふさがらないとはこのことか


戦後の小学校では、弁当の時間になると黙って教室を出て行く児童がいた。
給食が始まって一緒に食べられるようになり、児童の間で『平等感』 や 『連帯感』 が持てるようになったという。

給食当番を交代でやり、みんなで同じ食事をするということで、
団体の中での行動や考え方が身に着くという 『協調性』 を取得することも学校給食にはあると思う。

身勝手な考え方が引きがねとなって起きている悲惨な事故や事件が、
今の子供たちがおとなになった時に無くなっているためにも、
適切なモラルは持っていて欲しいものである。

学校給食費未納問題が発端で いじめ が起こらないともかぎらない。


家計的にゆとりがなく、給食費を払えないというのは今の時代、極例外的なはずである。
所得が低く、給食費を払うのもままならない家庭は、補助するべきと思う。
が、ここで問題となっているのは払える所得があるにも係わらず滞納、未納している保護者である。

現在は共働きしなければならない家庭も多く、
学校給食があることによって共働き夫婦のお母さんが助かっている。
また、シングルマザー、シングルファーザーも同様である。
そして、子供達もみんなと同じ時間に同じ食事をとるということで、仲間意識が高まるのではないか?

結局は保護者のモラルの問題ということになるが、あまりにレベルが低すぎないか!



給食費未納だけの問題ではないのだ!

こんな親に育てられた子供の行く末が、近年の

平気で人の命を奪う
飲酒運転しても自分は大丈夫
他人はどうでも自分さえ良ければ良い

などという身勝手な考え、行動に繋がるのではないか!


親のモラルの再生が急がれる