政界はウヤムヤでお終い？

政界と角界・・・・どちらも一般庶民にはその内情、実情が見えにくい世界。

横綱朝青龍は力士としての強さは秀でていたが、

力士として、横綱としての品格に欠ける行動が目に余り、引退させられた。

そしてその朝青龍を指導していた高砂親方も管理不行き届きで２階級降格。

時津風部屋の暴力事件など今までの諸問題に対して

部屋任せ、親方任せのところがあったが、

今回は理事会、相撲協会として動いたことが評価できるとともに

今後の相撲界の隆盛に期待できそうである。

片や政界、

鳩山家の資産管理会社の実母名義の口座から昨年までの６年間、

鳩山兄弟側にそれぞれ年間１億８千万円が現金で渡されていたという

母親からの贈与、偽装献金問題は鳩山首相の「知らなかった」で贈与税を支払ってお終い。

西松建設、水谷建設から違法献金を受けた疑惑があり、

土地購入の不正経理があった事務所の責任者である小沢氏は

国民が納得出来る説明を果たしたとは言えないまま

何事も無かったかのように幹事長職を続けている。

さらに不正経理で逮捕、起訴された石川議員は議員辞職する意思が無いことを

地元関係者に話している。

すべて「何も悪いことはしていない」「諸問題に関してシロだ」という判断である。

国民から税金を預かり、国のため、国民のために一生懸命働くと宣言して

議員となった後の姿がこれだ。

野党側は引き続き問題を追及していくというが、ウヤムヤで終わってしまうのが政界だ。

（あまり追求すると自分の首を絞めかねないからか？）

今回の政界と角界での問題解決、対策は見事なくらい正反対

政界こそ、きちんと問題解決させなければならないはずである！
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＜共同通信社による５、６両日の全国電話世論調査結果＞

小沢幹事長は幹事長を辞めるべき　　７２．７％

起訴された元秘書の石川議員は辞職すべき　　６９．１％

「不正な金はない」との小沢氏の説明に納得できない　　８７．２％

小沢氏の政治資金問題をめぐる鳩山首相の対応に納得できない　　７８．０％

「政治とカネ」問題に対する厳しい世論が改めて浮き彫りになったことに対し、

どう対応していくのか？