今朝の通勤電車内でのこと。
私が乗る電車は時間が少し遅いのと通勤客とは逆方向ということで平日はガラガラ。
しかし、土日は何故かすんなり座れることが少ない。
といっても1駅乗ればたいてい座れるが。
今朝は乗車駅から運良く座れたが、
1駅目で足を怪我しているのか、歩くのが辛そうな30代の男が乗ってきた。
座席を見ると、席を詰めれば2人座れるが、誰も彼に席を譲ろうとしない。
優先席には20代の男女が悠然と座り、他の席でも私より絶対に若い男女が座っている。
私は彼に「ここに座りなさい」と言って席を立った。
ん? |
彼は私に会釈もしなければ感謝の言葉も発しない!
それどころか当然といった顔でバッグから新聞を取り出して読み始めた。
別に感謝してもらいたくて席を譲ったのではないが、
「ありがとう」とか会釈をするとかくらいするべきだろう!
体の不自由な人が乗ってきても知らん顔で席を譲ろうともしない者、
席を詰めれば立っている人も座れるのに大股開きで悠然と座っている者、
優先席に我が物顔で座って年寄りや妊婦さんが近くにいてもお構いなしの者、
席を譲ってもらっても感謝の意を示さないで平然としている者、
呆れるばかりだ |
座っている人たちには、お年寄りや体の不自由な人がいたら席を譲るのがマナーであり、
そういった人たちに対して思いやり、心遣いを持って欲しい。
そして譲られる側にも礼儀というものがある。
お互いに気遣いがあれば、譲り合うことは難しくないし、車内の雰囲気も良くなるはず。
他人といがみ合うこともなくなるし、なにより自分自身が穏やかな気持ちになれる。
本当にここ数年、「自分さえ良ければ他人はどうでも構わない」といった風潮が蔓延し、
譲り合い、、思いやり、心遣いという道徳観念が薄れた。
薄れたというより無いに等しい。
小学校から英語を教えるのもこれからの時代に必要かもしれないが、
それ以前に人としての物の考え方、生き方を教えるのが先ではないか!?
子供達がこんな電車内でのおとなの様子を見たら、偉そうに教えても言うことを聞かないか!