震災の影響で電力供給不足が明らかになり、
東京電力管轄下を5つのグループに分け、
一日3時間くらいの停電を順次行なっていくというもの。
東日本の非常事態だから止むを得ないが、
電車も運休する路線があり、病院まで停電してしまう。
大きな病院には自家発電機があるだろうが、町の医院などでは対応不可能だろう。
今日から実施することになっていたが、
午前中は電力需要が少なかったということで実施されなかった。
やると言ったことは電力需要が少なかったとしても実施するべきだ。
停電はしない方が良いに決まっているが、
私が通勤で使っている電車は動いているが5割程度の運行なうえ、
11時~17時の間は運休するという。
路線によってはJRでも運休しているものがあり、通勤客の足に大きな影響が出る。
実際、私の下車駅では徒歩20分ほどのところにあるJR線がストップしているため
乗客が殺到し、入場制限をしていた。
電車も5割程度の運行でなかなか来ないから長蛇の列は時間を追うごとに伸びる。
日常生活に支障が無くありがたいことだが、私もささやかながら節電することにした。
店内の照明の蛍光灯1列14本を点けず、表看板の電気も点けないことにした。
BGMも流さず、いつもまわしっ放しにしている換気扇も止めた。
幸い今日は暖かいのでエアコンも点けていない。
慣れていないせいか、音の無い店内は静かでなんか変な感じだ。
深夜まで営業しているコンビニを始めとする商業施設や企業も
営業時間短縮をせざるを得ないだろう。
というより深夜営業などしなくても良いのではないかと日頃から思っている。
東北地方を産地とする米、野菜、果物、魚類の値上がりは必至。
ガソリン価格も上がり、幅広い業種が影響を受ける。
日本経済は停滞、縮小傾向になるから節約生活は当分続けなければならない。
東日本だけの問題ではなく、西日本も含めて
大量に廃棄処分されている食料品、衣料品などの生産、消費も個人、企業は見直すべきだ。
必要なものを必要な分だけ生産(購入)し、廃棄するものを減らせば
ゴミ焼却に使われているエネルギーも節約できる。
無駄な消費による経済効果は、架空の経済力アップと見るべきだし、
資源に乏しい国ということを再認識しなければならない。
多少の不便さはあっても、その中で工夫して生活していけば良い。
現代人は便利さという贅沢に染まってしまっている。
良い機会だからそんなライフスタイルを見直してみても良いのではないだろうか!?