ぴ~まん’s ワールド

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変形性膝関節症

膝痛の四大原因

]群
 骨・軟骨の磨耗
 筋肉・靭帯の機能低下
 関節軟骨の硬化・磨耗

外傷
 半月版損傷、骨折

I┐了箸い垢
 骨の剥離、腱の炎症

じ彊?毀
 慢性関節リウマチ



年齢別の主な膝痛症状名

若年期~半月版損傷
      膝蓋軟骨軟化症
      使いすぎ症候群

中年期~変形性膝関節症
      慢性関節リウマチ
      痛風
      靭帯損傷
      半月版損傷

高齢期~変形性膝関節症
      慢性関節リウマチ
      老人性O脚X脚
      骨折
      特発性骨壊死

40代前半くらいまでの膝痛(特に女性の場合)は、
外傷によるものでなければ、脚の筋力低下が原因のケースがほとんどです。

日頃からよく歩くことが大事ですね。




【変形性膝関節症】
膝痛の中でもっとも発生率が高く、膝痛患者のおよそ半数を占める。

膝関節の関節軟骨が磨耗することにより痛みが生じる。

50代女性の発症が目立ち「ホルモンバランスの変化」が原因のひとつ
とも言われているが、男性の場合、60代前半から後半にかけての発症率が高く、
「加齢に伴う老化現象」が原因といえる。

年齢が上がるにしたがって患者数は増加していく。


初期段階
動作を始める時や、膝に大きな力がかかった時に痛みを感じる。
痛みはさほど強いものではなく、
湿布を貼るなどの簡単な処置で痛みが消えてしまうことが多い。

この段階で膝の疾患、病気とを結び付けて考えるのは難しい。

初期段階から関節軟骨では変化が起きており、
軟骨組織の老化に伴って組織に含まれる水分が減少し、硬化が始まっている。

次第に関節軟骨の摩擦が増え、関節内部の表面が少しずつ傷ついて
毛羽立ったような状態になっていく。


中期段階
この段階になると痛みはハッキリしてきて、痛みが引くまでに時間がかかる。

日常動作にも痛みが伴い、正座が出来ない、和式トイレでしゃがめない、
階段を降りられないなど支障だ出てくる。

人間の体は、関節内部を円滑にするために関節液の分泌を促進し、
いわゆる「水が溜まる」状態になる。
痛みを庇おうとして足を引き摺るような歩き方になったり、
歩幅が小さくなったりする。

膝の腫れが目立つようになり、腫れは膝の前面に現れ、裏面に向けて進行する。
腫れている部分は骨膜の炎症が進んで熱を帯びてくる。

関節軟骨の摩擦が大きくなり、膝を動かすと
「コリコリ」 と擦れる感じがし、ガリガリ と音を立てることがある。

関節軟骨は磨耗→変形→磨耗を繰り返し、削られていく。
削られた軟骨の一部は剥がれ落ち、関節の間に挟まったり、
関節内部の骨膜を刺激して痛みの原因となる。

関節軟骨が削られ続けると骨の表面が露出し、今度は骨自体が削られる。
人間の体は、減ってしまった骨を再生しようとする作用が活発になり、
この増殖作用によって「骨棘」というトゲが出来る。
この骨棘が擦れ合い痛みが増幅される。

【変形性膝関節症】では内側の磨耗が激しくなるため、O脚への変形が進む。


末期段階
少し歩くだけでも激しく痛み、乗り物の乗り降りすら自由に出来なくなる。

こうなると外出する気にもならなくなり、生活全般に消極的になってしまう。
孤独感、抑うつ感、無気力などが目立ち、肉体的ストレスに加え、
精神的ストレスも問題になってくる。

痛みが強くなるため体を動かすことを避け、肥満を招き、代謝機能を低下させる。

O脚への変形が進み、他人が見ても「足が悪い」と判る。

骨膜の硬化が進み、代謝機能が鈍り、中期とは逆に関節液の分泌が減少して
膝に水が溜まることは少なくなってくる。

削り取られたかけらに含まれるピロリン酸カルシウムの結晶が関節内に溜まり、
【関節軟骨石灰化症】や【偽痛風】の症状が現れることもある。


骨粗鬆症との関連はなく、むしろ骨粗鬆症の人には【変形性膝関節症】は少ない。